SERVICE 叙勲・褒章について
勲章
勲章は国や公共への功績を上げた人が、国家から勲章を授かる栄典「表彰制度」の一つです。
旭日章は顕著な功績を上げた人、瑞宝章は公共的業務に長年従事された人が対象となり、それぞれ大綬章・重光章・中綬章・小綬章・双光章・単光章の6段階に区分されています。
旭日章
社会の様々な分野における功績の内容に着目し、顕著な功績を上げた人を表彰する場合に、男女に共通して授与される勲章です。
瑞宝章
国及び地方公共団体の公務、または公共的な業務に長年にわたり従事して功労を積み重ね、成績を挙げた人を表彰する場合に、男女に共通して授与される勲章です。
受章の栄誉
我が国の叙勲制度は、明治8年(1875年)の「勲章従軍記章制定ノ件」交付によって開始されました。当初は武官のみが対象でしたが、その後、文官をはじめ教育・社会分野にも拡大されました。
生存者に対する叙勲は戦後一時停止していましたが、昭和38年(1963年)に再開し、翌39年4月29日に第一回目の叙勲が行われました。
以後、毎年4月29日に「春の叙勲」、11月3日に「秋の叙勲」が定例的に行われるようになり、現在に至っています。

勲章は、国や公共に顕著な功績を上げた各界各層の70歳以上の方に対して贈られますが、平成15年秋より、警察官や自衛官といった危険性の高い業務に永年従事し、社会に功労のあった55歳以上の方についても叙勲が開始されました。
一方、特定の社会的分野において優れた行いの人を称える褒章は、教育、医療、社会福祉、産業振興等の分野に尽力された方、自己の危難を顧みず人命の救助に尽力した方、社会奉仕活動に従事し顕著な実績を残した方などに対して春秋叙勲と同日付けで授与されています。
受章者は伝達された勲章・褒章を着装し、配偶者同伴で天皇陛下に拝謁します。永年の功績や優れた行いを続けてきた人に対する国家の表彰ですので、その受章の栄誉は生涯忘れることのない慶びとなるでしょう。
褒章
特定の社会的分野における、事蹟や徳行のすぐれた方に授与されるものであります。
藍綬、黄綬、紫綬、緑綬、紅綬の5種類の褒章があり、綬色によってそれぞれ名称づけられております。
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